バコパはアーユルヴェーダで記憶力を上げる効果があるとして3000年以上使われてきたハーブです。
よくサプリとして販売されていますね。
今回は、そんなバコパの効果・使い方・副作用について解説していきます。
バコパの効果
2013年に発表されたメタ分析によると、 バコパで認知速度(d=0.798, p=0.001)と注意力(d=0.508, p=0.001)が長期的に上昇します。1
バコパの用法
使い方としては、300mg前後を毎日飲めば効果は再現できそうです。
他のサプリメントは短期的な効果のものが多い一方、バコパは長期間の服用をしないと効果が現れないです。
3ヶ月にわたって投与した実験が多く、効果がでるまで時間がかかるようです。
バコパの副作用
人間への臨床試験・マウスへの大量投与では特に副作用は確認されなかったそうです。
長期的な作用についてはまだ未確認だそうです。
注意点として、バコパは成長過程で鉛を多く吸収するため、育った環境によって基準値を超えた鉛が含まれている製品が一部出回っています。
鉛は神経系に有害ですので、必ず鉛の含有量が基準値以下のサプリメントを選ぶようにしてください。
基準値を超えている場合はパッケージに注意書きがある場合があります。商品レビューなども参考にすると良いでしょう。
また、成分分析をして安全性を検証している第三者機関なども存在しているので参考にするとよいでしょう。
結論:長期的に認知機能をあげてくれる
バコパは認知速度・注意力を上げる効果があります。
目立った副作用もなく長期的に頭を良くする効果があるので、かなりオススメなサプリの一つ。
使うならまずは3ヶ月以上は試してみてください。
- Kongkeaw, C., Dilokthornsakul, P., Thanarangsarit, P., Limpeanchob, N., & Scholfield, C. N. (2013, November 16). Meta-analysis of randomized controlled trials on cognitive effects of Bacopa Monnieri extract. Journal of Ethnopharmacology. Retrieved December 5, 2021, from https://doi.org/10.1016/j.jep.2013.11.008↩